<当社の技術>
Deep drawing
異型状深絞り加工Deep drawing
一般的な絞り加工というとプレス機により変形させ、板材から継ぎ目のない製品を作る加工方法ですが、エムアイ精巧が得意とする深絞り加工は、プレス加工技術の中でも最も難しいとされています。
例えば、円形状の板からコップ状の底付き円筒容器をつくる場合のように、所定の輪郭形状に切断した平板素材を、ダイスおよびポンチとよばれるメス・オス一対の金型を用いて成形することになります。
異形状深絞り加工のメリット
-
1メリット
- 複雑形状の
成形が可能
-
2メリット
- 表面傷の無い
成形が可能
-
3メリット
- 板厚の局部減少
を抑制
-
4メリット
- 寸法精度の
向上
一般的なプレス加工と異形状深絞り加工との違い
円形状の板材からの加工というのは、一般的に行われるプレス加工の流れとなりますが、
エムアイ精巧が得意とする深絞りでは大きく異なる点が2点あります。
1
板鍛造+深絞り加工による量産加工が可能
加工時間の面で見ると、切削加工と比較して鋳造(ロストワックス等)や粉末冶金・金属射出成形の加工は加工時間を短縮することが出来ますが、一つ当たり数分かかる加工方法となっています。
エムアイ精巧が得意とするプレス加工と比較するとその加工時間は60倍以上であると言え(プレス加工の場合には、1分で60個、1個当たり1秒程度での加工となる) 、これらの加工方法から鍛造加工へと置き換えができることで、大幅なコストメリットを得る事が出来ると言えます。
<エムアイ精巧の異形深絞り加工工程>
2
円柱等の加工だけでなく、
楕円形状・段付き等の異形状加工が可能
深絞り加工というと一般には、円筒形状の加工がなされます。
その深さは、円柱の径φの大きさに対してある程度の比率で決まっており、
エムアイ精巧であれば下記の様な比率での対応が可能となっています。
ただし、円柱形状の加工というのは他社でも充分対応可能な加工であると言えます。
<加工事例>
異形状加工は深絞り+曲げ加工を行うことで形状が加工されます。
単純に二つの加工を行う事で製品が出来るわけではなく、異形状であることから材料に係る応力の方向が場所によって異なるので、最終的な製品形状を考慮し、絞り加工を行う順番を決定・それにあう金型の設計・製作を行わなればならず、エムアイ精巧の金型部門だからこそできる加工であると言えます!
平均50%の
コストダウンに成功!
約半分のコストダウン!
板鍛造で行う深絞り加工や異形状深絞り加工は生産性が高く、切削からの置き換えにより平均で50%のコストダウンに成功しています。
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048-936-2010
営業時間/8:30~17:30
定休日/土・日・祝日
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